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2006年5月28日 (日)

岐阜県司法書士会総会

昨日は、長良川国際会議場で平成18年度岐阜県司法書士会定時総会がありました。

会長挨拶の中で、司法書士の根幹をなすものとして相談業務をあげていましたが、全く同感です。まず、市民の声に耳を傾けることが重要であり、その市民の声に応えるよう研鑽を積むことが司法書士に求められていることだと思います。

また、総会では、私が提案者となって「利息制限法の制限利率の引下げに関する件」という議案を提案しました。

提案の理由は、以下のとおりです。

金融庁の懇談会で利息制限法と出資法の金利規制に関する議論がなされているが、貸金業界から「出資法の上限金利の引下げは慎重に考えるべき」との意見や「この際、利息制限法の上限金利を出資法の上限金利まで引き上げる方向で検討することが適当である」との意見が示されている。しかし、そもそも利息制限法は、経済的弱者の地位にある債務者の保護を主たる目的として金銭を目的とする消費貸借上の利息の最高限を定めたものであり、その制定趣旨が庶民金融利用者の保護であることに鑑みると、利息制限法の制限利率は、社会実態や市場金利と見合うものであるべきであり、現行の利息制限法に定める上限利率(元本が10万円未満の場合は年20パーセント、10万円以上100万円未満の場合は年18パーセント、100万円以上の場合は年15パーセント)は、市場金利と全くかけ離れたものである。利息制限法の上限利率が社会実態や市場金利と乖離しているときには、現状のように多くの多重債務者が出現し、これが深刻な社会不安を引き起こす要因となっている。現在の我が国の金融情勢を鑑みれば、利息制限法の制限利息を直ちに大幅に引き下げる必要がある。速やかに、利息制限法の制限利率を引き下げ、健全な金利政策が実現されるよう求めるものである。

以上の内容で議場に諮りました。

提案の内容に関して反対者はいなかったようですが、強制加入団体である司法書士会が利息制限法の制限利率引下げについてどのように関わることができるかという問題について議場で意見交換がなされました。

最終的には「岐阜県司法書士会は、利息制限法の制限利率の撤廃又は引き上げに強く反対し、制限利率を市場金利に見合った利率まで引き下げるべしとの宣言を採択する。」との決議がなされました。

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コメント

総会お疲れ様でした。小玉会長もほっとしているのでしょうか(笑)この決議も金利引き下げ運動の追い風の一つになるでしょうね。お疲れ様でした。

投稿: 小澤吉徳 | 2006年5月28日 (日) 20時41分

小玉さんは、会長挨拶の中で「この総会は通知表をいただく気持ちで迎えています」とおっしゃっていました。無事1年終わってほっとしていると思います。

投稿: 小司隆信 | 2006年5月28日 (日) 22時51分

通知表ですか・・・なるほど。小玉さんらしいですね。それにしても、アイフル・ショック、会社法改正に続き法テラスの本格稼動と続き、休む暇もない・・・というのが本当の司法書士だと思います。お互い頑張りましょう。

投稿: 小澤吉徳 | 2006年5月28日 (日) 23時21分

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