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2006年6月12日 (月)

骨髄バンク

先日、知り合いの市会議員の方と話をしていたときに骨髄バンクの話題になりました。

市会議員の方の同級生の子供(25歳)が急性骨髄性白血病にかかってしまったとのことで、機会があると骨髄バンクの話しをしているそうです。

骨髄バンクのドナー登録については、テレビCMなどで耳にするので知っている人は多いと思いますが、自らドナー登録をしに行った人は少ないのではないでしょうか。

日本で骨髄移植を必要とする患者さんは、毎年少なくとも2000人以上いるそうです。

骨髄バンクに登録する際には、2cc程度の採血をし、「HLA型」を検査するそうです。HLA型とは白血球のいわば血液型に当たるもので、その適合確率は兄弟間で4分の1、非血縁者間だと数百人~数万人に1人しか適合しないと言われているそうです。骨髄移植推進財団では、適合者が見つかりやすくなる水準として30万人のドナー登録者獲得を目指しているとのことですが、現在は約22万人の登録者だそうです。

ドナー登録できる人の要件は以下のとおりです。

①骨髄提供の内容を十分に理解している方

②年齢が18歳以上、54歳以下で健康な方

③体重が男性45kg以上/女性40kg以上の方

登録後、移植希望患者とのHLA型が適合する可能性が判明すると2次検査や3次検査などが行われ、郵送による問診票の記入の後、病院にて採血や血圧測定といった基本的な検査が行われるそうです。ここで採血した血液を基にDNA検査などの詳しい検査が行われ、最終的なドナーが決定されるとのことです。

骨髄提供のドナー候補者に選ばれると、ドナー候補者本人とその家族が出席した上で最終同意の確認が行われ、骨髄提供のために骨髄液を取り出す手術をするそうです。つまり、この段階で意思決定をすることができるので「ドナー登録=骨髄提供」ではないとのことです。

ドナー登録の数を目標に達成させるためには、もっと広く一般にドナー登録の意味と骨髄提供の内容を知ってもらう必要があると考えます。

実際には骨髄提供の最終同意の前に提供を断るケースも少なくないそうで、その要因としては「手術のために1週間程度の入院が必要になるが仕事を休むことができない」とか「家族の同意が得られない」とか「全身麻酔をするためにそれに伴うリスクがある」などがあるそうです。

成人式などの機会を利用して「ドナー登録=骨髄提供」ではないことを説明して、まずはドナー登録者を増やすことによって、骨髄移植の社会的な理解を深めることが必要であると思います。

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