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2008年4月18日 (金)

権利証の表紙を考える

権利証とは、正式には登記済証といい、所有権などの不動産に関する権利を登記したときに、法務局の印鑑が押されて登記名義人に交付される書類で登記手続きの際の本人確認手段の一つとして利用されます。平成17年の不動産登記法改正により登記済証は登記識別情報というものに変わってきていますが、今回は、司法書士が権利証や登記識別情報を依頼者に返却するときにつける表紙について考えてみました。

権利証を持っているということは今現在その不動産の所有者であるという事実を証明する一つの手段となり得るため、非常に重要な書類であります。そのため、司法書士はこれに事務所独自の表紙を付けて依頼者に返却することが多いです。そして、その表紙にも司法書士事務所の個性が表れています。

どのような違いがあるかというと概ね次のようなことがあげられるかと思います。

①紙の質

多くの場合、コピー用紙より厚い紙を用いています。レザックといって皮のような風合いを持っている紙を使っている事務所も多いです。

②紙の色

カラーバリエーションも豊富で事務所ごとに様々な色の権利証をお目にかかります。おそらく20~30色のバリエーションがあるのではないでしょうか。

③縦書きか横書きか

不動産登記の書類は長い間縦書きであった関係で以前は縦書きの権利証を良く見ましたが、最近では横書きの表紙のほうが多くなっているのではないでしょうか。

④その他

それ以外として、事務所の地図や取扱い業務や権利証の取扱い関する注意事項などを記載してある表紙を見ることがあります。実際、古い権利証を見て問い合わせの電話をしてくる依頼者も少なくないので地図や取扱い業務を記載するのは良いことかもしれません。

いずれにしても、司法書士の立場からみると権利証の表紙は事務所のイメージに直結するため、表紙をどのようなものにするか決めるときには色々と悩んだり考えたりしていることだと思います。

そこで、今回は権利証の表紙について発想を変えて少し提案をしたいと思います。ただし、半分冗談ですので読み流してください。

【自分で選ぶ権利証】

これまで権利証の表紙の色は司法書士事務所が決めていました。依頼者の多くは登記の依頼をする際に出来上がりの権利証の表紙の色までは知りません。そこで、登記申請の依頼を受けるときに「出来上がってくる書類の表紙は何色にしましょうか?」と20色くらいのサンプルから選んでもらうというものです。これは、結構現実性があるのですが、司法書士事務所としては表紙の在庫を多く抱えることになるのが悩ましい。

【写真つきの表紙】

「権利証に記念写真を載せましょう」というものです。例えば、新築時の家の写真や購入したときの土地の様子や家族の写真を権利証の裏表紙に印刷するのはどうでしょうか。この提案は、あまり賛同者がいないかもしれませんが。

【表紙自体の価値が上がる!?】

今は権利証の表紙に手書きで名前を入れている司法書士は少なくなりましたが、古い権利証は筆で所有者の名前が書かれていたりします。そして、その字が達筆なのです。そこで、司法書士が本格的に書道を習って表紙に手書きで名前を入れるのです。もしも、将来、その司法書士が有名な書道家になったら権利証の表紙自体の価値があがることになるでしょう。この発想は、字でなくて絵でも応用できます。

以上、業務中に思いついた権利証の表紙についての雑感でした。

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