« 会社法研修会 | トップページ | 中央研修所所員会議 »

2008年7月 8日 (火)

研修制度研究部会in大阪

7日は、大阪司法書士会館にて中央研修所の研修制度研究部会があり、出席してきました。

主な議題は、単位制研修の推進としての「単位未取得者解消プログラム」の具体化です。

司法書士は、日司連会員研修規則により1年度中に研修単位を12単位以上取得することとされています。ちなみに1単位は1時間です。

しかし、実際には12単位取得できていない会員が相当数いるのが現状です。研修制度研究部会では、この現状を分析し、単位未取得者を解消するための方策を検討しています。目標としては「3年以内に全ての会員が12単位以上取得するようになること」としています。

研修単位の取得ばかりに目がいってしまうと、そもそもなぜ12単位取得しなければいけないのかという疑問が出てきます。また、「そもそも研修とは、自己の意思と責任のもとで研鑽を行うものであり、日司連から12単位取得するように言われる必要は無い」という反論もあるかもしれません。

私はこれに対して、司法書士は国家資格であり、社会の期待に応えるため職業倫理の充実並びに専門的実務能力の向上に務める義務があります。そのため、日本司法書士会連合会と司法書士会は連携して研修内容及び研修機会を充実させる義務を負っており、その結果として12単位未取得者がゼロになるべきであると考えています。

ところで、この日の部会は大阪司法書士会の視察も兼ねていました。

大阪司法書士会は、積極的に研修へ取り組んでいまして、会員の単位取得数も年々増えています。そこで、どのような考えのもと、どのような取り組みをしているのかを伺ってきました。

視察の結果は、現在まとめている最中ですが、大阪司法書士会や近畿司法書士会連合会が研修にとても熱い想いを持っているということが印象的でした。誰のための研修なのかを常に考え企画運営している姿勢には感銘を受けました。

今後も部員が手分けして全国各地の司法書士会に視察へ行く予定になっています。そして、その分析を10月の全国研修担当者協議会までにまとめなければいけません。

|

« 会社法研修会 | トップページ | 中央研修所所員会議 »

コメント

唐突ですが、新しいアコギを買いました。3月から実家での一人暮らしが続いており、’小人閑居して不善を為す’状態で夜な夜なネットオークションしちゃった結果です。
俗に言う、Martin D50タイプでフィンガーボードもピックガードもインレイだらけの超ドハデな一本です。
台湾の怪しげノーブランド製品ではありますが、案外良く鳴って、30年前ぐらいのヤマハの高級タイプに似た音色で、チープな価格の割には結構気に入りました。いつか、見せびらかして自慢します。
とはいえ、2年前からギターを触っていませんので、ますます弾けなくなっていることに間違いありません。

投稿: Tamasan | 2008年7月13日 (日) 04時15分

研修の記事に唐突のコメントありがとうございます。

チープな価格のギターも結構いい音するのがありますよね。
ヤマハの高級タイプといえば、最近ヤマハから発売された「A.R.E.」というシリーズはヴィンテージサウンドを再現したものらしいです。一度、弾いてみたいと思っています。

といっても私もアコースティックギターは、全青司中ブロ研修で披露してから触ってないかもしれません。

投稿: 小司隆信 | 2008年7月14日 (月) 09時09分

実は、昨年の秋頃にもサンタナが弾いてみたくて、衝動買いでSGを買っております。(もっとも、EpiphoneのSGですが……安いので、つい……)
それも我が家へ到着してから、一度ケースを開けてみただけ、音出しすらしておりません。当時は特に、本人確認規定問題で気が滅入っていたこともあって、なかなか心から音楽を趣味とする機会がないのは事実です。

こうなったら、早く公務を退任して、思う存分、日中からギター教室に通える生活をしてみたいものであります。(ゴルフにボケるより良いとは思うのですが)

投稿: Tamasan | 2008年7月16日 (水) 17時23分

本当にお疲れ様です。頭が下がります。

私もエレキはアンプを通さず夜中にペケペケやっているだけです・・・。

気が滅入っているようでしたら、バンドでもやりますか?私、ベースやってもいいですよ。

投稿: 小司隆信 | 2008年7月16日 (水) 17時46分

久々に、読ませてもらいました。いかに研修の単位不足の会員を無くすか、努力していらっしゃる姿に頭が下がります。
さて、先日、調査士会の倫理研修で、面白い講義を聞きました。古く西洋の「専門職」とは、知識・技術の専門性に加え職業独占+自治であった。専門職内の倫理=社会に対する契約である。米国でも100年も前に技術者倫理規定の設定がなされている。日本は一子相伝・免許皆伝と高い倫理性があるのに、グローバルな基準になっていない。専門職集団であるなら、習熟度のバラツキをどうすべきか、これが研修に繋がるのではとの話でした。

投稿: | 2008年7月17日 (木) 16時39分

調査士会の研修、とても興味深いですね。
専門性、業務独占、自治、倫理、習熟度のバラツキといずれも重要なキーワードだと思います。
最近、司法書士界が混乱している本人確認規程の話題の際にもよく聞くキーワードです。
司法書士は法律家を名乗っているわけですから、倫理は非常に重要であると思いますし、高いレベルでの専門性と習熟度のバラツキを無くすために研修は必須のものだと思っています。私は、12単位は、その結果として自然に達成できるものだと考えています。

投稿: 小司隆信 | 2008年7月17日 (木) 17時13分

司法書士の研修単位制は私が初めて全青司制度研究委員長になった際、兵庫の佐藤直路の提唱で研究を始め、その後、連合会で本格的に採用されたものです。
未だに研修については、この単位制に相応しいものを提供しなければと言う重圧からか、実行側(執行部)の迷いはあるのですが、現在の「多様化」という業態への過渡期ということを勘案すれば、当面は会員の研究、実務報告という内容が適切ではないかと考えている次第です。

「習熟度のバラツキ」は、そもそも資格取得の方法がダブルスタンダードであることと、所詮は70問程度の択一試験をハードルとする以上、生ずるのはやむを得ないでしょう。
これを解消するなら、事前規制的に資格参入制度そのものを変革するか、事後規制で一定の習熟度を達成しない会員の排除ということになってしまわないか、そんな気がします。

投稿: Tamasan | 2008年7月22日 (火) 08時22分

Tamasanさん、コメントありがとうございます。

私も、現在全青司制度委員会に入れてもらっています。
今年度の制度委員会では司法書士法改正に取り組んでいまして、私は研修について検討しています。
頭の中では、そろそろ研修実施義務を明文化すべきではないかと考えています。研修の実行側(執行部)には大変かもしれませんが、規則で「12単位を取得するものとする」としている以上、研修実施者には研修機会を提供する義務があると思っています。
それから、広島全国研修会でちょっとだけ披露しましたが、懲戒を受けた会員に対するリカバリー研修の義務化も検討しています。

「習熟度のバラツキ」は、まずは新人に対するOJTの配属研修を見直す必要があると考えています。

投稿: 小司隆信 | 2008年7月22日 (火) 10時16分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/166228/41772236

この記事へのトラックバック一覧です: 研修制度研究部会in大阪:

« 会社法研修会 | トップページ | 中央研修所所員会議 »