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2008年8月25日 (月)

議長は難しい!

23日(土)は、岐阜県司法書士会東濃支部の支部研修でした。

内容は、第一部「事業承継-種類株式を利用して-」、第二部「司法書士が取り組む株主総会」でした。

第一部は、具体的事例をあげて、議決権制限株式と遺言を活用して長男に事業承継させる方法を講義していただきました。資料として書式も提供いただきましたが、司法書士は書式があると手続の流れがスッと頭に入っていく性質があるように思います。この日の講義もとてもよく理解できて勉強になりました。

第二部は、株主総会の事前準備から当日の運営、そして総会終了後の実務の解説をしていただいた後に、模擬株主総会を行いました。

先日のブログで書いたように、私はこの模擬株主総会の議長という大役を務めさせていただきましたが、大先輩たちの前での議長で緊張してしまい、上手く議事進行をすることができませんでした。自己採点では50点といったところです。DVD撮影をして、出来が良かったら他の支部にも提供するという予定でしたが、おそらくボツでしょう(泣)。やはり不慣れな議長ですので、リハーサルが必要だったかもしれません。

今回、模擬株主総会をやってみての感想をいくつかあげてみたいと思います。

①小規模の会社であり、シャンシャン総会になる場合でもセレモニーとして株主総会をやったほうが良い。

年度ごとの事業を見直す機会になり、他の人の意見を聞く良い機会になる。

②社長は議長になり、きちんとシナリオを作って総会を開催したほうが良い。

今回の模擬総会でもシナリオを作ってありましたが、シナリオを読むだけでも結構勉強になります。また、議長を経験すると会議の仕組みやルールが良くわかるため、是非とも議長を経験することをお勧めします。

③株主総会には司法書士などの専門家が同席したほうが良い。

模擬総会では、定款変更議案に修正動議が提出され、原案も修正案も両方否決されましたが、これを議事録に正確に表現するためには司法書士が総会に同席している方が良いと思いました。また、司法書士は議事録(案)を用意していき、その場で議事録を作成して役員から署名押印してもらえば効率が良いと思います。

④司法書士は議事録の内容が事実に適合しているか確認すべき

これまでの慣習からすぐに司法書士が総会に出席するようになるのは難しいと思いますが、議事録作成者になっている役員との間で議事録の表現方法について、十分協議をすべきだと思います。

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コメント

議長の大役、大変お疲れ様でした。
50点ということはないと思いますよ。
さすが、小司さん、上手に捌いていたと思いますよ。
でも、やっぱりDVD化は無理かな。

しかし、「事実は、小説より奇なり。」と昔から言われていますが、ほんとうですね。
「総会は、シナリオどおりには行かない。」ということがよくわかりました。
原案も修正案も否決されるとは、思いませんでした。

でも、私たちが関与している会社は、ほとんどが同族・非公開・小会社なので、もう少しは、シナリオどおりに行くだろうと思いますので、やっぱり総会をやるべきですよね。
私たちが、シナリオライターだけでなく、演出監督もできるようになりたいです。

投稿: 西川支部研修部長 | 2008年8月25日 (月) 12時20分

西川研修部長、お疲れ様でした。
まさに「事実は、小説より奇なり」です。
私は、すべて原案を承認してもらうつもりで議事進行をしていたのですが・・・特別決議の重みが身にしみました。

投稿: 小司隆信 | 2008年8月26日 (火) 08時49分

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