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2009年3月 2日 (月)

全青司かごしま全国大会

28日と1日は、全青司の全国大会で鹿児島に行ってきました。

090228_113001_2 28日の早朝5時30分に家を出発して、鹿児島空港には9時45分に到着しました。到着後、まずは西郷さんに挨拶をということで銅像を見に行きました。写真の撮影ポイントに犬の模型もあり、せっかくなので犬と西郷さんを一緒に撮ったら、ちっちゃい西郷さんになってしまいました。

その後、昼食を食べてから大会の会場に行きました。大会のテーマは「義」~司法書士の執務において人権問題に触れる機会は少なくない。しかし、われわれの意識と取り組み方の違いにより満足を与えることも傷つけえてしまうこともある。「義を見てせざるは勇なきなり」~

大会は三部構成になっています。

第1部 志布志事件-求められる完成と行動力-

第2部 セーフティネットの担い手として-ソーシャルワークする司法書士像-

第3部 パネルディスカッション -義を見てせざるは勇なきなり-

内容は、大会の最後に採択された大会宣言に集約されていますので、少し長いですが、大会宣言を紹介します。大会宣言を読んでいただくだけでも分かると思いますが、とても良い大会でした。私もおおいに刺激を受けました。また、黒豚、黒牛、地鶏、さつま揚げ、焼酎など鹿児島の美味しいものも堪能できました。

大会宣言「義を見てせざるは勇なきなり」

 「義を見てせざるは勇なきなり」とは、「義」、すなわち、人として守るべき正しい道の実践を求めた論語の言葉である。本大会では、第1部で志布志事件、第2部でセーフティーネットと司法書士との関わりを取り上げ、「義」の実践の意味を探求してきた。

 われわれ司法書士に求められる「義」の実践とは、市民の人権が脅かされることのないよう日々の執務においてその職責を全うしていくこと、そして、不幸にもそれが脅かされようとするときには、法律専門職としての見識と感性を十分に発揮して、時に市民に寄り添い共に行動する支援者となり、時に直面する困難のみならずその背景をも含めた根本的な解決を目指す支援を行い、勇気を持って正義を実践することにある。

志布志事件

  -求められる感性と行動力-

 志布志事件は、前近代的とも言えるような強引な取調べや、これに続く違法な捜査によって市民の人権が著しく蹂躙された事件であった。被害者の方々の体験に接したわれわれは、このような悲劇が二度と繰り返されることのないよう立法を含むあらゆる措置が速やかに講じられなければならないことを痛感する。

 期せずして志布志事件に直面したある司法書士は、その当初から、ある時は一市民として寄り添い励ますことにより、ある時は一法律専門職として助言や支援をすることにより、またある時は多くの支援者と連帯することにより、市民の人権救済のために立ち向かった。司法書士の法的見識と法的完成を真に市民のために活用した行動であるといえよう。

 志布志で発生したこのような深刻な事件に限らず、われわれの身近においても起こりうる様々な人権侵害に対し、研ぎ澄まされた感性とこれに基づいた行動がわれわれに求められている。

セーフティネットの担い手として

  -ソーシャルワークする司法書士像-

 司法書士は、市民の権利を保全するための登記手続のみならず、消費者被害や多重債務問題を中心とする権利の救済の場面においても、その権限を活用することにより法的な支援を行ってきた。

 さらに最近では、成年後見をはじめとする権利擁護や、生活保護をはじめとする社会保障制度に関しても、支援を必要とする市民一人一人の抱える社会生活上の困難に関与し、その支援の一端を担うようになってきている。

 このように司法書士の関与や支援が広がりを見せるなかで、市民から求められる司法書士の役割もまた広がりを見せていることをわれわれは自覚するものである。

 例えば、支援を求める市民に共感する力をもつこと、潜在的な支援ニーズを有する市民へ積極的にアウトリーチすること、他の社会資源と連携して支援を行うこと、現に直面している社会生活上の困難だけでなくその背景となる原因や環境についても支援を行うこと-すなわち、ソーシャルワークする司法書士-が、新しい司法書士像として期待されている。

 そのような期待に応えるべく、ソーシャルワークの視点をもって日々の執務を実践すること、そして、その積み重ねによってセーフティネットの一翼を担い、市民の権利を擁護していくことがわれわれに求められている。

司法書士の使命

 本大会を以上のとおり総括するとともに、われわれ青年司法書士は、ここで、市民の権利擁護をその使命としていることを今一度深く自覚するものである。その使命を全うするため、われわれの法的見識、法的感性を市民の人権擁護のために活用し行動すること、並びに、市民から求められる新しい司法書士の役割を自覚してこれに応えていくことを、ここ鹿児島の地で宣言する。

平成21年2月28日 全国青年司法書士協議会第40回かごしま全国大会

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コメント

鹿児島お疲れ様でした。

よく準備されていて、いい大会でした。

自分は、

来年の三重大会の準備で、
バタバタでした。

三重大会にも来てくださいね。

投稿: 水谷公孝 | 2009年3月 2日 (月) 12時08分

水谷さん、お疲れ様でした。

ホント、良い大会でした。

三重大会まで1年ですが、長いようですが、あっという間に来ると思います。今後は、いたるところで忍者姿を見ることができるのを楽しみにしています。
頑張ってください。あっ、もちろん三重大会には行きますよ!

そういえば、桜島が爆発的噴火で警戒レベルが入山規制に上がったそうです。

投稿: 小司隆信 | 2009年3月 2日 (月) 12時25分

お疲れ様でした。
いろいろと刺激を受けた2日間になりましたね。
2次会では小司さんの熱い思いも聞けてよかったです。2次会といえば、話題となったTさんに偶然お会いしました。
本人曰く「未遂です・・・。」とおっしゃっていました。

投稿: みやど | 2009年3月 2日 (月) 19時41分

みやどさん、お疲れ様でした。

飛行機や宿の手配からレンタカーの運転までお世話になり、ありがとうございました。

2次会での熱い思い?今回は、それほど酔っていなかったし熱く語ったつもりはないですが、どの話題のことでしょう?破産申立の司法書士の関わり方の話ですかね?

投稿: 小司隆信 | 2009年3月 3日 (火) 09時02分

お疲れさまでした。大会研修会の2次会以降で同じテーブルを囲んだのは初めてでしょうか?ホンの一時間弱でしたが。

今度は真面目な話を,不真面目?に話しましょうね。是非!

投稿: ウルフ | 2009年3月 3日 (火) 10時03分

ウルフさん、お疲れ様でした。
同じテーブルを囲んだの初めてでしたっけ?
その後のシャンソンはいかがでした?

次は地元青年会の総会でお会い出来ることを楽しみにしています。

投稿: 小司隆信 | 2009年3月 3日 (火) 10時18分

「これが司法書士だからこそできる仕事のかかわりかただ!!」
のようなこと言ってませんでしたか?今度は、もっと熱く語って欲しいです。

ところで検索フレーズランキング第9位「川瀬幸彦」っていうのがなんかすごい・・・。

投稿: みやど | 2009年3月 3日 (火) 16時54分

そんなこと言ってました(笑)。
次は、みやどさんが語るのを聴かせてください。

ホントだ、9位にランクインですねー。

投稿: 小司隆信 | 2009年3月 3日 (火) 17時28分

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